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 生き方に悩む女子高生が、読者モデルに挑戦することで運命を切り開いていく映画『Wanna be FREE!〜東京ガール』。もともとは、ボルテージの携帯公式サイト『100シーンの恋』で配信されていた小説が原作となっている。

 12話からなるこの恋愛ショートストーリーは、本編でも脚本を手がけている大沼紀子が執筆。揺れ動く女子高生の気持ちを巧みに描き、なんと30万ダウンロードを超えるヒットを記録。ボルテージが実施した読者アンケートでは、8割以上の読者が「とてもおもしろかった」と答えるなど、その物語性が高く評価された。

 映画化にあたっては、原作のキャストはそのままに、シナリオを大幅に改訂。原作以上にハラハラ・ドキドキするエンタテインメント・ストーリーに仕上げている。

 『Wanna be FREE!〜東京ガール』は、ケータイ発の映画として、様々な形でケータイとの連動を試みている。その1つが、ケータイサイトからのエキストラ募集だ。

 劇中でリンが表紙を飾った架空の雑誌『Queen☆BEE』。実はこれ、実在のケータイサイトをモデルにしている。その携帯サイト『Queen☆BEE』は、恋の話や心理テスト、着メロなどが楽しめる女性向け総合ポータルサイトで、延べ20万人以上が会員登録している。

 今回、映画のクライマックス・シーンの撮影に、同サイト上でエキストラを募集したところ、4,000人を超える応募が集まった。その中から500人が選ばれ、東京・新木場のクラブ「ageha」にて迫力あるクライマックス・シーンが撮影されたのだ。
 


ビーチでのポーズをキメる彩花。
実はこれ、12月の
厳冬の中で
行われた。


ふみえたちの
事務所での
1シーン。
スタジオでの
撮影も連日
深夜にまで及んだ。